育毛剤に期待する効果と初期脱毛の有無に関連性はあるのか?

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2018.07.21

初期脱毛とは何か?

育毛剤を使うと毛が抜けることがある

薄毛が気になりだしたとき、育毛剤の使用を開始する男性は少なくありません。大きな期待を持っているかどうかは別にして、少しでも薄毛対策になればという切実な思いが込められているものです。ところが、薄毛の改善につながるどころか、使いはじめから脱毛が進んでしまったかのように髪が抜けるケースがあります。これを、初期脱毛と呼びます。

初期脱毛とは、その名が示すように育毛剤を使用した薄毛対策の初期に目立って起きる現象です。そのため、初期と呼べる段階を過ぎれば、薄毛が進んだかのような脱毛の心配は少なくなります。とはいえ、あまりにも大量かつ広範囲に初期脱毛が起きるようでは、育毛剤を使わない方がましだと思うかもしれません。

しかし、この段階で育毛剤を見限るのは早計です。

初期脱毛だけなら使用を続行

実は、初期脱毛が起きるということは、育毛剤の効果を証明するものである可能性があります。したがって、その育毛剤の使用を続行するとよいでしょう。抜け毛に驚いて使用をやめてしまえば、薄毛の改善が期待できなくなる可能性が大きくなってしまうためです。

ただし、髪が抜ける原因は初期脱毛だけではありません。脱毛以外に気になる症状がある場合は、育毛剤の使用を中止して様子を見るか、育毛剤を持って皮膚科を受診するなどの対処が求められます。とくに、頭皮の炎症などトラブルがある場合は、早急に受診すべきです。

育毛剤が初期脱毛を起こすメカニズム

初期脱毛の理由を知るにはヘアサイクルを知る

それでは、初期脱毛が育毛剤の効果によるものだと考えられる理由を確認しておきましょう。まず、ヘアサイクルを知るところからです。

髪は発毛から脱毛までを一定のサイクルで繰り返しています。数年間の成長期に太く長く成長した髪は、半月から1ヶ月弱の退行期を迎えると成長がストップします。その後、休止期と呼ばれる数ヶ月間に徐々に毛根が浮いてきます。その下では、新たな髪が生えるための待機状態になっており、その髪が成長期を迎えるのと入れ替わりに、役割を終えた髪が抜け落ちるというサイクルです。

このヘアサイクルが正常に働いている間は、薄毛や抜け毛の問題にはなりません。成長期には、毛根の深い部分の毛母細胞が分裂するたびに髪が伸びるためです。しかし、成長期が短くなることで、毛母細胞が分裂する機会が減少し、髪は細く短いまま休止期へ向かうことになります。つまり、見た目にわかる薄毛です。こうなることで、育毛剤の使用を考えることになります。

育毛剤によってヘアサイクルが改善されると、休止期の細く短い髪の下では、新しい髪が同時期に誕生します。この新しい髪と入れ替わりに、細く短い髪が次々に抜けていきます。これが初期脱毛の正体です。

新たに生えた髪は、ヘアサイクルが正常に戻ることで数年間の成長期を過ごすこととなり、太く長い髪へと変貌します。

初期脱毛しない育毛剤は期待薄

薄毛の改善には、髪が太く長く成長するための活動である毛母細胞の分裂を促進し、分裂する回数を重ねる必要があります。つまり、成長期を正常化させるヘアサイクルの改善です。そして、ヘアサイクルの改善を目で確認できる現象、それが初期脱毛だといえます。

このことから、使っているのに初期脱毛が起こらない育毛剤は、薄毛の改善を期待できないと考えるかもしれません。しかし、すべての男性が同じヘアサイクルで生きているわけではないため、有効な育毛剤を使用していても、初期脱毛が起こらないケースもあり得ます。

つまり、初期脱毛しないから効果がないと決め付けることはできません。逆に、初期脱毛があれば効果があると考えることは可能です。他の脱毛原因がある場合を除いて。

ここで肝心なのが、どの程度の量や期間の脱毛なら初期脱毛と呼べるかです。一般的には、1ヶ月から2ヶ月程度の期間で、それまでよりも明らかに多い抜け毛があれば初期脱毛だとい言われています。しかし、個人差があるため、誰もが同じようになるわけではないことを念頭に置くことが重要です。

あまり細かいことを気にするのではなく、まとまって抜けるようになったなと思ったら初期脱毛と考えてよいかもしれません。

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