なぜ、ハゲの人にデブが多く、デブの人にハゲが多いのか?

男という生き物は、たとえ四十路、五十路を迎えても

どこかに青年らしさを残しておきたいという潜在願望がある。

img2f0c8b62zik4zj

「ちよいワル」という言葉が一時もてはやされたのも、

この年代に入ってから突然にトライアスロンやロッククライミングといった

ハードなスポーツに目覚める人がいるのも、

その願望の表れである。

 

もしも霞が関の役人が、

後期高齢者に続いて

「後期中年者」

なんて言葉を発明したら暴動が起きるだろう。

 

髪がハゲかかっていて、

なおかつ肥満体型というのは、

どこからみても立派なおっさんの領域に

入りこむということである。

bj05_jp-65

気持ちだけはヤングであっても

周囲は絶対そう認めない。

 

もはや後戻りできない世界が、

口を開けて自分を待っているのを

予感して身が震える思いがした。

 

これはマズい!

bikkuri

例によってと言うべきか、

焦燥感が何かを始める原動力になる。

 

それが中途半端に終わるということはめったにない。

今ある知識の範囲内で、

食事内容や食習慣を徹底的に改善して、

「うす毛にもメタボにも打ち克ってやる」と決意し、

模索の日々が始まった。

 

幸いという表現が適切かどうかはわからないが

メタボ解消に向かう食生活陰々発毛にも好ましく、

それを証明する研究結果もいくつかある。

 

健康を志向すれば、

体内の発毛環境も整ってくるのだから、

当たり前といえば当たり前の話だが、

「太れば太るほど発毛に良い」

などという研究結果が出ていたら、

ジレンマに頭を抱えていただろう。

 

実際のところ、

肥満とうす毛化はかなり相関関係があり、

「太れば太るほど薄毛リスクが増大する」

のである。

image3055

肥満というのは

端的に言えば必要以上に外部から脂肪が取り込まれて

脂肪細胞か巨大化する現象であるが、

脂肪細胞が太ると、

生活習慣病を誘発しかねない

悪玉ホルモンが何種類も分泌される。

 

例えば、PAI-1というホルモンは

狭心症の原因となる血栓を形成し、

TNF-aというホルモンは

インスリンの働きを悪くして糖尿病を引き起こす遠因となる。

 

アンジオテンシノーゲンというホルモンは、

高血圧をもたらす。

 

いずれも、

薄毛盛りの年代には、

決して無縁の病気ではない。

 

一説によれば、

中年期でメタボになっている人が、

五年後に心筋梗塞や脳梗塞のような

重篤の病気にかかる確率は、

メタボでない人の30倍になるという。

 

こうなると育毛どころではない。

 

仮に重い内臓疾患を免れたとしても、

肥満は脂漏性脱毛症という、

なんともイヤな症状を呼び込む。

 

 

脂漏性脱毛症とは

これは頭皮の皮脂腺からの皮脂分泌が

過剰になって毛穴を防ぎ、

髪の毛が抜けやすくなるというものだ。

 

さらに詳しく*脂漏性脱毛症とは

頭皮の皮脂は、

普通であれば脱毛を生じないが、

病的なものになると牙をむく。

003

「ハゲている人にデブが多く、デブな人にハゲが多い」

という俗説は、

それなりの根拠があるわけだ。

 

逆にメタボでなくなれば

危険な病気が発現する率は30分の1となり

脂漏性脱毛の危険性もなくなり、

見た目もスマートになり、

発毛をうながす体内環境も健全化するというわけだ。

 

その対策に励まない手はない!

bj05_jp-133

そう意気込んで、

「食」の面からの自己改革に着手したのが、

およそ二年前。

 

現在の私は、

晴れて適正な体重とスマートな外観を維持している。

 

ウエストも縮まって、

「ボコっとしているよね」

と言われることもなく、

種々の生活習慣病とも無縁だ。

 

肝心の髪も、

この年にしては十分すぎるほど生えている。

 

確としたことは言えないが、

もしほかのメソッドをいろいろと実施していても、

食生活の改善がおろそかになっていれば、

髪の量は一割減ではなかったかと思っている。

 

プロペシアの効果などと比べたら、

たいしたことはないと思われるかもしれない。

 

*プロペシアとは

プロペシアの効果・効能を一言で簡潔に言ってしまうと、それはAGA(男性型脱毛症)の原因とされている『DHT』の生成の抑制です。
このDHT(ジヒドロテストステロン)は、男性ホルモンであるテストステロンが『5α-還元酵素』という変換酵素の働きを受けて生成されるものです。ということは、『5α-還元酵素』さえなければ、DHTは生成されないということになります。そこででてきたのが、このプロペシアです。

しかし、

育毛薬ではメタボをはじめとする

さまざまな生活習慣病の予防には寄与しない。

 

食生活の改善によって、

髪が一割増し、生活習慣病も防げると考えれば、

手間に見合う「投資」といえよう。

 

少々前置きか長くなったか

提案する食生活改善法の具体的な話に入ろう。

骨子は二つ。

 

それは「一日二食の習慣化」

「必要な栄養素が分かる本能力の会得」である。

「なんじゃそれ」

g7YZ_DA0_400x400

と思われた人向けに、

最初に簡単な説明をしておこう。

 

1日二食の習慣化

読んで字のごとしで、

朝昼夕の三食のどれかをなくす。

 

一日に摂取する総カロリーが3割減って

メタボ化を食い止め、

適正体重を維持できるようにする。

 

74ugjfsdv2q
さらに「プチ断食」を毎日することになるので、

デトックスがはかられるなど健康の増進に役立つ。

 

必要な栄養素が分かる本能力の会得

人間は本来、

今の時点で体が欲している栄養素が何かを

直感的に知るようになっている。

 

例えば、

体が糖分を必要としていれば甘いものが食べたくなり、

ナトリウムが欠乏すれば

塩分の含まれたものが食べたくなるようにできている。

 

生存するために本能に組み込まれたメカニズムであるが、

現代人の多くはその能力を喪失している。

 

そこでこの本能力を目覚めさせ

常に現時点において必要な食べ物を

直感でチョイスできるようにし、

生活習慣病と無縁の体を作り出すようにする。

other_04

ハゲないための最強ダイエット=1日2食

まずは

「一日二食の習慣化」

からはじめたい。

 

薄毛年代の日本人の大多数は、食べすぎである。

thum_1573

これは主に、

とうの昔に成長期を終えているのに

青少年の時分と変わらない分量を食べ続けていることと、

仕事のストレスを無意識に

飲み食いで解消しようとするからである。

 

加えて、

恒常的に運動不足ときている。

 

さらに情報化社会の到来も無視できない。

 

テレビをつければ、

毎日のようにどこかの局が健康情報番組を流しているし、

雑誌やインターネットでも健康に関するコンテンツは大人気だ。

 

番組や情報誌の連載はネタ切れ防止のため、

毎回特定の食品を取り上げ、

それがいかに健康によいか説くものが多い。

 

ある回ではリンゴを取り上げ、

その次は豚肉、

次週の予告ではニガウリという具合だ。

daietataka

日々この種の情報に接していると

どうしても食べすぎになる。

 

「みのもんたさんの番組で、

リンゴと豚肉とニガウリが体に良いと言っていたから、

今晩は豚肉とニガウリの味噌妙めと焼きりんごにしよう。

あと『TarZan』の特集で

ホウレンソウを取り上げていたから、

最後は豚しゃぶとホウレンソウのサラダでしめるか」

となる。

tarzan-680-01-820x510

 

「そりゃ、太るでしよ」

bj03_jp-175

と、

ツッコミの一つも入れたくなるほど、

不健康そうで過剰な食生活だ。

 

さて

シャツをまくりあ一けて、自分のおなかをつまんでみよう。

belly_fat-e1397027155136

「ぽにょぽによ」とか「たぷたぷ」と

形容できるようであれば、

長年の過食(と運動不足)のせいで、

あなたは相当の皮下脂肪をため込んでいる。

 

見た目はそれほど膨らんでいなくても、

内臓脂肪がすごいという人も多い。

ba02b63ada9b9ab224b2f829052822e4

一度、

専用の機器で内臓脂肪を計測してみるとよい。

 

もしかすると衝撃の結果が

待ち構えているかもしれない。

 

くり返しになるが、肥満は身体の健康にも、

健全な社交生活にも大きなデメリットをもたらし、

毛髪の成長にも悪影響を及ぼす。

 

これを解消しない手はないが、

私がうす毛のみなさんにお勧めしたいのが、

一食抜いて一日二食にすることだ。

 

20世紀から今日に至るまで、

先進国だけでも一万種類を超えるダイエットが発明されてきたが、

一日二食ダイエットが優れているのは次の六つの点にある。

 

①より自然の理にかなっている

日本では、

中世までは一日二食がふつうで、

三度の食事があまねく普及したのは明治時代になってから。

2e4d9e8e

ヨーロッパでも産業革命の頃までは、

もっぱら一日二食であった。

 

農林業のような重労働に携わる人は、

時代を問わず一日三、四度の食事をしていたが、

それは刈り入れどきのような繁忙期にかぎられていた。

 

ヘビーな肉体労働とは無縁の現代のホワイトカラー層にとって、

三食きっちり摂る食生活は、

簡単にカロリーオーバーと脂肪の蓄積をもたらす。

 

一日二食のほうが生理的、

生活史的な意味を含め理にかなったものといえる。

その逆が、

「科学的」とか「楽にやせる」という

惹句をまとった数々のあやしげなダイエット法である。

なかには、

体をこわしたり、

リバウンドを招くだけの代物があるので、

よくよく注意すべきである。

 

 

*惹句とは

人の心をひきつける短い文句。特に広告文などで、誇張してうたい上げた文句。キャッチフレーズ。

②毎日プチ断食をしていることになる

生活習慣病対策の一環として、

断食(ファスティングとも)

が流行っている。

ダイエット療法としての断食とは、

断食道場のような場所に数日から二週間こもり、

指導員のもとで食事を断つことをいう。

1e615bc3

指導貝の方針により、

断食期間中は水や重湯以外の

いっさいの食事を断つ完全断食から、

自然発酵させた野菜ジュースを

積極的に飲ませるミネラルファスティングまで、

いくつもの細かいバリエーションがある。

 

人気のある道場だと、

半年先まで予約で埋まっているところがあるくらいで、

数あるダイエットメソッドの中でも

人気の一角をなしている。

 

確かに健康効果かあることは私も認識しているが

いまひとつ現実的でにないと思っている。

 

その理由は、

勤め人がそんなにしょっちゅう道場に通い詰めることは不可能であること、

施設にもよるがものによっては

一週間コースで十万円を超えること、

一週間の断食をした自分へのご褒美として

一年の残りの五十一週間を

適当に過ごしてしまわないかという懸念が残ることなど、

いくつもある。

 

私は一回だけ三日間連続の断食をしたことがある。

 

水は無制限だが、

固形物で食べてよいのは一日一個のリンゴだけ。

744469i

この体験のみでの結論出しは拙速だ、

というそしりを覚悟で言うなら、

効果は何もなかったように思う。

 

もし、体調なり精神状態に目立って良い変化があれば、

今頃断食エバンジェリスト(伝道者)として活動しているかもしれないが、

「いや、なんか時間を無駄にしたなぁ。単におなかすいただけかな」

という気持ちしか記憶に残っていない。

 

むしろ、

「年一、二回のイベントより、毎日の細かい積み重ねのほうが大事」

という思いを新たにした。

niis_0

一方で一日二食は、

日々の積み重ね的なプチ断食でもあり、

長期間続ければ

泊まり込みの本格的な断食に負けない効果を得られる。

その効果は次のとおり。

 

  • 過剰な飲食による脂肪太りが解消する
  • 腸の排池システムが改善され便秘が治る
  • 胃弱など、消化器官の頑固な持病が治る(過食の常態化に基づく胃腸病のみ)
  • 消化器官が休まる時間が長くなり、体内の毒素を排出する能力が高まる(いわゆるデトックス効果)
  • 免疫力が高まりさまざまな病気の予防効果が高まる
  • 動作が軽くスムーズになる。これは実際に体験してみるしかないが、体が浮力でもついたかのように軽く感じられ、今までおっくうに感じていたことが、おっくうでなくなり行動力がつく
  • メンタリテイが望ましい方向に変わる.特に、仕事や趣味への取り組みに意欲的に
  • 頭脳が明噺に働く時間が長くなり、頭脳労働のパフォーマンスが向上する

 

一日二食を続けるだけで

これほど多くの恩恵を受吟られるのである、

いや一つ肝心な点を忘れていた。

一日二食で「発毛態勢」が整備きれるのである。

 

イシハラクリニックの院長を務める

医学博士の石原結責氏もプチ断食の推進者で、

多くの患者の実践を指導しているが、

「はげていたのに、髪が生えてきた」

「白髪がいつの間にか黒髪に変わった」など、

予期せずして髪のトラブルを脱出した人がいるという。

 

プチ断食のみでうす毛を完全に治すのは難しいと思うが、

心強い証言である。

 

③食費が浮いて、その分の金銭をほかの有意義なことに回せるようになる

これは分かりやすいだろう。

大ざっぱにいって

月の食費はこれまでの3分の2に抑えられる。

(金額的なインパクトは小さいが、電気・ガス、歯磨剤、食器洗剤、トイレットペーパーにかかる費用も減る)

shutterstock_284420216-380x285

間食もなくなり、

付き合い酒も自然に減少するので、

プロペシアや育毛ハーブティにかかる費用が

相殺される上にお釣りがくるはずである。

 

④可処分時間が数十分から一時間増える

食事そのものにかかる時間の他に、

調理や食器洗いにかかる時間

(奥さん任せであればどのみちゼロかもしれないが……)、

歯磨き、トイレ、食後の休憩にとられる時間が
一食分まるまるなくなり、

その時間を自分の好きなことに充てられる。

2013y01m19d_115004909

⑤睡眠時間が少し短くて済むようになる

夕食を抜いた時が顕著だが、

通常よりも三十分から一時間は寝覚めが早くなる。

 

空腹で目が覚めてしまうのではない。

 

むしろ、

十分な睡眠をとったという

充足感を伴った目覚めとなる。

 

これは消化器官が真に休まる時間が

増えるためと考えられる。

 

⑥食に対する貫欲さがなくなる

私が一日二食を定着させて強く思うのは、

「食欲を満たしてもキリがないよな」

という感慨である。

 

それまで、たくさん食べて何を得たかというと、

そのときそのときの利那的な食欲の充足と、

肥え太った脂肪細胞だけである。

 

一日三食をしている間は、

このような一種悟りにも似た心境は想像すらできなかった。

6056596990_aa0ca46537

今は食べることへの飽くなき欲望が自然に抑えられ、

そのおかげで脳のキャパシティに余裕ができたのか、

知的に判断する力や健全な忍耐力が高まっている。

 

とまあ、

一日二食の美点は盛りだくさんだ。

 

あとは実行に移すのみだが、

いきなり定着させるのはそれほど簡単ではない。

 

というのも、

一日三食は三十年、四十年と続けている

堅固極まりない習慣なので、

さすがに

「よし、明日から一日二食にしよう」と決意しても、

三日ともたず頓挫する可能性が高い。

 

逆にステップ・バイ・イ・ステップで

時間をかけて段階的に体を慣らしていくと、

不思議なくらいスムーズに一日二食化に移行できる。

一日二食にカラダを慣らす5ステップ

最初の段階は

一日三食は続けるが、

間食はなくするという手順から初めてみよう。

 

その段階が無理なくできるようになれば、

第二段階、

そして次の段階へと進めてゆく。

 

人によって各段階の移行は、

数日のこともあれば数週間を要することもある。

 

また、
一時的に段階を逆戻りしてしまうこともありうるが、

人間として自然なことである。

 

くれぐれも「意志が弱いから」と

自己嫌悪に陥らないように留意してほしい。

頭抱えてジタバタ

第一段階:間食をなくす

勤め先のちょっとした休憩時間を利用して

近くのコンビニに行き、

お菓子を買って間食する人は多いだろう。

 

また、

「おやつは別腹」ということで

正餐から間もないうちに

チョコやポテトチップスを食べることもよくあると思う。

 

最近は、

男性でも甘いお菓子を間食するのが

当たり前になっている。

 

女性主体の職場の専売特許であった

「共用お菓子ボックス」が、

昨今では男ばかりのオフィスでも

置かれるようになったと聞く。

 

9d60d3633f3e1e531dad9d53f33b5edc
まずは、このお菓子をやめてみよう。

 

職務中に口さびしくなるのは、

体が栄養分を求めているからではなく、

仕事のストレスが亢進して、

俗にいう「ストレス食い」をしたくなるからだ。

 

お菓子ボックスに手を伸ばしたくなったら、

ハーブティと黒豆きな粉豆乳の出番である。

images

またガムもよいが、

「一時間に一個まで」などと制限をかけないと

歯止めがきかなくなるので注意したい。

 

やがてチョコや油菓子のような

脂肪分たっぷりの代物とは縁を切れる。

 

たんぱく質や炭水化物を含む

黒豆きな粉豆乳も立派な間食なので、

お菓子を手放せるようになったら、

正餐の際に一緒に摂るように徐々に切り替える。

 

どうしても間食がやめられないもう一つの理由は、

休憩時にちょっとコンビニに行くことが習慣化しているせいもある。

 

たとえコンビニに行く目的が雑誌の立ち読みであっても、

ついつい何か食べ物を買ってしまう。

 

このような場合は、

「間食をやめる」ではなく「コンビニに行くのをやめる」

ということを意識づけるとよい。

 

かわりに休憩時間には、

空いている会議室で読書をするとか、

階段の踊り場で軽いストレッチ体操をする。

 

周囲のコンセンサスを得られるのであれば、

パソコンゲームをするというのもありだ。

 

ともかく何もしない休憩だと

どうしても食べ物に意識かいってしまうので

何かしら気分転換になる活動をする。

 

やがて間食をやめている自分に気づいて、

ちょっとした驚きを感じるはずである。

 

間食をほぼ止められるようになったら

第二段階へ進もう。

 

第二段階:三食のうち一食を減食する

三食のうち一食を選び、

量を減らしていくのがこのステップ。

 

これもいきなり全体の半分に減らすとかではなくて、

まずは三大栄養素

(炭水化物、たんぱく質、脂肪)

から減らす。

 

実際にどうするかというと、

ご飯やパンの分量だけを減らしていき、

減らした分を補う形で

三大栄養素の含有量が極めて少ない野菜を増やす。

 

主食を減らして、かわりに野菜を増やすのは、

肥満専門医がしばしば取り入れるダイエット手法で、

「トレード」とよばれる。

 

例えば、

これまでは一合半食べていたご飯を、

一合を少し超える程度の量に減らしてみる。

 

nk09568_08
同時に、

レタス半分とかニンジンスティック数本を

用意された副食類とは別に食べるなど。

 

第三段階:三食のうち一食を野菜・果物のみとする

「三大栄養素=減らす、野菜=増やす」

のプロセスを重ねていき、

一食がほとんど野菜オンリーとなったら、

今度は果物を加えるようにする。

 

 

つまり、一食が野菜と果物だけになるわけだが、

量は問わない。

 

野菜と違って果物には糖分が含まれているので、

割と空腹感が抑えられる。

 

第四段階:一食を完全に抜く

最後の段階は、

野菜と果物の摂取量を徐々に減らし、

ほとんどゼロにする。

 

どうしてもゼロにできない人は、

コップ一杯の黒豆きな粉豆乳か、

果物一個を摂る。

「果物一個」といっても、

スイカやメロンの丸ごと一個では大きすぎる。

 

ミカンやリンゴのような

握りこぶしより少し大きめサイズを

目安にするとよい。

Red apple, heart

第五段階:正餐二食の分量を適正にする

人によっては、

晴れて一日二食を習慣づけられたにもかかわらず、

前より体重が増え、

「おなかぽっこり」に

拍車がかかっているかもしれない。

 

そうなる理由は二つ。

 

一つは、
まったく無意識のうちに減った分を

ほかの二食で取り戻そうとドカ食いしてしまうこと。

 

もう一つは、

身体のホメオスタシス(恒常性)の

機能が作動したからである。

 

身体とは面白いもので、

体内に入ってくる食事の量が減ると、

その減少に合わせ代謝量も減らし、

脂肪を貯蔵しようとする。

 

comic_22
飢えないための対応策を自動的にとるのである。

 

そのため、

食事量は減らしたはずなのに、

かえって太るというあべこべに見える事態が生じる。

 

これも一種のリバウンドである。

 

「だから一日二食はよくない」

と言う医療専門家もいるが、

これは一側面だけを切り取って即断した

視野の狭い見方に過ぎない。

 

最終段階の要諦は、

明らかに過食気味の正餐二食を、

意識して減らすことにある。

 

これも体重計と相談しながら、

絶対量を少しずつ減らしたり、

野菜・果物の比率を高めることで解決する。

 

調子にのって減らしすぎると、

必ず空腹感に耐えかね、

自暴自棄食いへと走ってしまう。

 

極端に減らしたり増やしたりのシーソーゲームは、

健康リスクを高めるだけだ。

20150522-151928

ゆったり期間をかけて、

適正な分量を実現するようにしたい。

 

朝・昼・夕のどれを抜くのがよいか

一食抜く場合に

どの時間帯の食事を抜くべきか

悩むかもしれない。

 

私はおおむね、夕食をなしとし、

朝昼のみとしているが、

飲み会などがあって前の晩に飲食をした場合は

翌朝の朝食を抜いて調節している。

 

昼食を抜くことはまれである。

 

休日は、

午前十時頃のブランチと

午後五時頃の夕食が定番の時間帯となっているが、

もちろん外出の予定に合わせ融通をきかせている。

 

基本的にどれを抜くべきかは、

各人のライフスタイルや好みで決めてよいが、

参考までに正餐ごとの長所と短所をあげてみよう。

 

朝食抜きのメリット・デメリット

一時期、

朝食抜きの効用について書かれた書籍が

立て続けに出された。

 

これは、

文部科学省が「食育」を提案し、

そのスローガンの一環として

「朝食をきっちりとる」ことが掲げられたことに対する

反駁意見であった。

 

食育に賛同する識者は、

「脳はブドウ糖のみを栄養素とするため、朝食の栄養補給がないと脳がガス欠状態になる」

「怒りっぽくなったり蔦憂篭な気分にさいなまされがちになる」

ことを、

朝食をとるべき主な理由としていた。

 

対して、アンチ朝食派は、

「脳はブドウ糖がないと、ケトン体のβ,ヒドロキシ酪酸やα‐アミノ窒素を栄養分に使うため問題はない」

「朝は内臓が排世モードになっており、朝食をとるとむしろ人体に悪影響が出る」

といった見解を表明した。

 

どちらの陣営にも理があるが、

私自身の試行錯誤の経験から、

次の条件が満たされれば、

朝食はとって問題はないと考えている。

 

起床してから二時間以上経っている

目覚めてもしばらくは、

身体の一部機能は寝ぼけており、

そこに食べ物が入ってくると不調をもたらすだけである。

 

出勤の三十分前には朝食を終えている

「親が死んでも食休み」

という言葉があるように

(ほとんど死語と化しているが)、

食事の後は休憩しないと身体に大きなストレスがかかる。

 

食べてすぐ

慌ただしく満員電車に乗るようなライフスタイルを続けると、

胃潰傷といった消化器官病にかかるリスクが出てくる。

sam11-13

 

朝食前に一度は排池活動を終えている

 

朝は腸の活動を促す

モチリンというホルモンが分泌され、

身体は排世モードになる。

 

トイレに行かずに朝食をとってしまうと、

このモードのリズムが損なわれてしまう。

 

これら三条件を満たしていない日は毒朝食を摂らないほうかよい。

特に

「朝寝坊をした日は、朝食を抜く」と、

あらかじめ決めておくほうがよい。

 

昼食抜きのメリット・デメリット

とにかく仕事が毎日忙しいという時期は昼食を抜き、

かわりに果物を食べるか、

ハチミツを濃いめに入れたハーブティ、

もしくは黒豆きな粉豆乳のみを摂るとよい。

 

昼食の後はどうしても仕事のパフォーマンスが低下するので、

昼食を省略することでそれを防げる。

ただし、昼は少しの間でも休憩はとるように。

eec70b5fbd3df3e731cf9497e698f703_s

夕食抜きのメリット・デメリット

個人的には夕食を抜くのがベストと感じている。

夕食を食べると、

胃腸が盛んに活動しているときに就寝することになるため、

睡眠の質が低下してしまうし、

脂肪がつきやすくなるのがその理由である。

bo-ttoshiteru_man

また、夜にたくさん食べると、

日中において頭のキレが衰えるようだ。

 

ソクラテスが、

「夜は嵩のあるものは食べてはいけない」と忠告したように、

賢者が夜更けの食事を嫌ってきたのは、

頭脳の明噺さが落ちることを経験的に知っていたからであろう。

 

反面、夕食は家族の団らんを楽しいものにする。

 

illust1453
家の人が楽しく食べているのに、

自分だけ食べないというのは、

あまり好ましい雰囲気ではないだろう。

 

独身であるとか、

夜は書斎に引きこもって仕事をするタイプであるなど、

ライフスタイル上のしかるべき要件が

満たされないと厳しいかもしれない。

 

このように一長一短かあるので、

最初は

「規則正しい生活」

という社会通念の呪縛にとらわれず、

ある日は朝食抜き、

次の日は夕食抜きというふうに

臨機応変にしてもかまわない。

 

長期的には、

特定の一食を抜くように落ち着いてくる。

 

ダイエットで毛が抜けるという都市伝説

ダイエットは毛が抜けるといわれています。

それは、急激で過激なダイエットの話です。

 

プチ断食はゆっくりと身体を変えていくので

毛髪や頭皮に優しいダイエットです。

 

ハゲに悩んでいる人。

デブに悩んでいる人。

どちらにも悩んでいる人。

20150907193158138

お試しあれ。